銀閣寺へ向かう途中、
「哲学の道」を散策して、おうどんが美味しいとおすすめいただいたお店へ向かいました。
その名は、「おめん」。
店名にも惹かれてしまったわけですが、本格的なのうどん(敬略)の味わいと、他では味わったことがないような、うどんを何倍も楽しめる“お薬味”が特徴です。
「おめん」は、銀閣寺道駅で下車して、銀閣寺へと続く哲学の道を少し歩いてから、鹿ヶ谷通を右に折れます。
店内へ入ると、カウンターへ通していただき、お昼でしたが、喉も渇いていたので、ちょいとビールでひとり乾杯。
さてさて、“おめん”を注文するわけですが、今回は、通常のおめんにつく「今月のお薬味」にプラスして、生ゆば&生麩好きとして目がキラリとしてしまった、「京彩菜薬味付おめん」にしました。
まずやってきたのは、おめんのうどんの美味しさを一層引き立ててくれる「国産 金ゴマ」。(最初はゴマなしで食べるのが好きなので、後から投入。)
こちらは、通常のおめんの「今月のお薬味」、九条ネギ、キャベツ、生姜、三つ葉、大根、茄子、茗荷、そして、おめんといったらこれ!という“キンピラ牛蒡(ゴボウ)”。
続いて、「京彩菜薬味」の生ゆば、生麩、ピリ辛コンニャク、舞茸が登場。
最初は生ゆば&生麩目的だった「京彩菜薬味付おめん」ですが、季節感のある舞茸の天ぷらが、だしの効いためんつゆと絡んで、舞茸の旨みを存分に堪能させていただきました。
群馬県産の国産小麦100%で作られたという艶やかでもっちりとしたうどんが運ばれてくると、さてさて、楽しみにしていたキンピラ牛蒡とうどんの初体験を・・・
おーーーーーこれはこれは。。。今までこんな食べ方をしたことはなかったので、感覚的には新しくもあり、でも、味わいはどこか懐かしく、見事にしっくりくるんですね。
他の薬味もどの順番でいただこうかと考えながら、それぞれの味わいを楽しみつつ、最後まで飽きることなく完食させていただきました。(舞茸も良かったけど、個人的には茗荷が好き!)
こんな風にうどんをたくさんのお薬味で食べたことはなかったけど、こうして少し凝ったりすることで、味わいだけでなく、見た目にも楽しく、うどんがちょっとしたご馳走になってしまうのですね。
季節の美味しさも堪能させていただいた「おめん」、今度はどんなお薬味に出会えるか楽しみです。